婚約指輪のお返しと金額

「婚約指輪にはお返しが必要」、これは初めて聞いたという人もいれば、常識と思っている人もいることでしょう。では、実際に婚約指輪にお返しはするべきなのでしょうか。そもそも婚約指輪は、結婚の記念品として贈られるものです。結婚の記念品は結納や両家の顔合わせの際に取り交わされる品物であり、男性側から女性側へ結納金と記念品を贈り、女性側から男性側へ受け取った金額の半額ほどのお金や品物をお返しするのが風習でした。

これを結納返しと言います。現在、こうした風習が残っていることは少ないですが、もともと日本にはお返しという風習があります。例えば、ご祝儀を頂いた方に対して引き出物を渡しますが、これもお返しです。こうしたマナーを考えれば、記念品として贈られる婚約指輪にお返しをするのも至極当然のことでしょう。

もちろん、お返しのスタイルは一概ではありません。金銭的、地域や両家の事情、男性の個人的な考えなどによってはお返しをしない方もいます。また、お返しも現金で渡すケースは少なく、腕時計、スーツ、財布、万年筆など品物で返すのが一般的です。人によっては、婚前旅行費用を負担するということもあるようですので、二人で相談して決めましょう。

お返しの金額は半返しが基本ですが、こちらも縛りがあるわけではありません。お互いの経済状況を確認した上で、検討してください。お返しはする必要ないと言い切ってしまうのはパートナーとしての信義に関わるため注意しましょう。指輪オーダーメイドのことならこちら

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