結婚指輪の意味と選び方

人生の大きな節目の一つである『結婚』について、誰もが一度は考えたことがあると思います。また結婚指輪に対して憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。結婚を控えている人もそうでない人も、結婚指輪についてちょっとした知識を持っておくと何かの折に役立つかもしれません。まず結婚指輪は文字通り『結婚している（既婚者）』ことを表すアイテムであり、結婚している大多数の人が日常的に身につけているものです。

なぜ結婚の証として指輪をつける習わしがあるかと言えば、リングすなわち継ぎ目のない「輪」という形に『永久』『（縁が）切れない』という意味があるからです。また左手の薬指につける理由としては、古代エジプトでは薬指の血管が心臓と繋がっていると考えられていたから、薬指が愛情の指と言われているからなど、諸説あるようです。結婚指輪としてスタンダードなのはプラチナ製のものですが、最近ではホワイトゴールドやピンクゴールドを選ぶ人も増えています。またデザインは男女ペアでお揃いのものや、女性のみダイヤモンドなどの宝石を入れたものを選ぶ人もいます。

日常的に身につけるものなので、宝石や装飾は小振りなデザインを選んだ方が良いと言えます。価格の相場は15～25万円前後とされていますが、ブランド物やフルオーダーデザインなどではもう少しかかります。一般的に婚約指輪が30万円～40万円と言われているので、結婚指輪は安いと感じる人もいるようですが、一生身につけるものなので、よく話し合って決めましょう。メーカーによっては内側にメッセージや誕生石などを入れるサービスを行っているところもあります。

また子どもが生まれた際、同じデザインのベビーリングを作ってくれるところもあります。一生に一度の大きな買い物ですから、購入前には下調べをしっかりして臨みましょう。