結婚指輪に使用される素材にはプラチナ、シルバー、ゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなどがありますが、このうち最も人気なのはプラチナです。酸化せず、強度があり、アレルギーにも強いことから、最も選ばれる素材となっています。ただ一口にプラチナと言っても種類があり、それによって素材の純度や価格が変わってきます。具体的には、プラチナはPt900、Pt950、Pt1000の3種類に分けられます。
Pt1000は純度100%のプラチナですが、厳密にいうと純度100%のプラチナは存在しないため、純度99.9%が限界になります。素人知識だと純度が高い方がいいと思われがちですが、Pt1000は強度がなく、色も美しくないため基本的には結婚指輪に使用される素材ではありません。そのため結婚指輪には他の金属を混ぜたPt900やPt950が使用されるのが一般的です。法律規制により海外ブランドの指輪はPt950が使用されていますが、国内ブランドの指輪はPt900が主に使用されています。
その違いは価格差に表れ、Pt950の方がPt900よりも1グラムあたり100円くらい高くなります。実際に結婚指輪のコストに換算すると、1本で5000円~10000円くらいの差額になるでしょう。Pt950とPt900では特徴が異なりますが、それほど気にする点はありませんので、あとは好きなブランドや好みのデザインで選んでみるといいでしょう。
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